国際医療活動従事者登録制度 (チームながさき)

チーム・ながさきとは

長崎県病院企業団が運営している五島・対馬・壱岐などの離島へき地の病院では、医師、看護師をはじめとする医療従事者が慢性的に不足しており、これまで多くの医療関係機関から医師・看護師を派遣して頂き、長崎県の地域医療を担っていただいてきました。

発展途上国への国際医療協力活動を行っている「NPO法人ジャパンハート」もそのひとつ。ジャパンハートから派遣された看護師の方に、これまでも上五島病院や対馬病院などの離島医療をご支援頂いております。

しかしながら、海外での医療活動を終えた後の就職先について不安を抱く方も多くいらっしゃいます。そこで、私たち長崎県病院企業団では、国際医療活動を行う方々が「チーム・ながさき」に登録して帰国後に長崎県病院企業団の病院群に勤務して頂くことのできる登録制度を平成28年度に新設しました。

登録をしていただくことで、定期的に企業団広報誌など情報提供をさせていただきます!

また、海外での活動前に企業団で1年以上の勤務経験があれば、短期海外研修制度が利用できます。
※短期海外研修制度については、こちら

「チーム・ながさき」の特長、ポイント

○国際医療活動前
長崎県病院企業団の病院に1年以上勤務することで、短期海外ボランティア研修へ参加する際に現地活動費が支給されます。

○国際医療活動後
帰国後の病院企業団の病院へ勤務先確保できます。

  • 海外に目を向けている医師、看護師など医療従事者の方
  • 将来、国際医療ボランティア活動に参加することを考え始めている方
  • 国際医療ボランティア活動に行く前に、地域医療を経験したい方

スキーム

チームながさきに登録後、希望により離島病院で勤務し、国際医療ボランティア活動し、長崎県の離島病院で勤務を行います。

現在、国際医療ボランティア活動中の方のご登録も、是非お待ちしております!

まずは資料請求から
お気軽にお問い合わせください!

お問い合わせ先

本部総務人事班:095-801-0293
E-mail:honbu@nagasaki-hosp-agency.or.jp

活かせる国際医療活動のキャリア

医療機器を始め施設・設備は本土部の同規模病院以上に整備しています。ただし、医療者と患者関係が都市部とは違い親密(濃厚)であり、そう言った意味では開発途上国での医療活動に近いものがあると考えています。

離島へき地の魅力

都市とは違い、患者との距離感が近いため、患者が満足感・納得感を得られた場合の、喜びの度合いが大きく感じられます。それが、医療者の満足感につながり、誇りにもつながってくるでしょう。

また、長崎県の離島・へき地では、あらゆる年齢層の多様な健康問題に対する課題があり、その看護活動については幅広い知識と実践能力を持つジェネラリストの側面と、地域の特性や住民の人間関係や生活関係を熟知して看護活動にあたる地域のスペシャリストとしての側面があります。

看護のジェネラリスト

あらゆる年齢層に応じて対応できる幅広い知識と技術能力を要し、緊急時の判断力と実践力を持つ看護師

地域のスペシャリスト

環境の特長、地域の特性、住民の生活を理解し、患者である住民について何でも知っている看護師(島の気候、交通手段、地域住民の生活背景など)

離島へき地の看護 | 魅力ある看護活動が実績できる環境です

  • 患者の細やかな情報が把握しやすい環境です
  • 看護師と住民が双方で親しみを感じています
  • 地域住民との良好な関係構築ができます
  • コミュニケーションがとりやすく地域との連携がしやすい
  • 地域に密着して在宅や訪問などの継続看護が実践できます

離島・へき地において、今後必要とされる看護活動とは

  • 高齢者や独居老人の増加等により訪問看護などの在宅ケアが必要となります
  • 地域を支える医療施設として提供する看護の質の向上が望まれます
  • 疾病予防、健康増進活動など、予防医療における看護活動が必要とされます
  • 医療機関、関係各所など、地域との連携を行う看護が求められます

海外での国際医療ボランティア活動に必要な幅広い知識と質の高い実践能力「看護総合力」は、長崎県の離島病院で十分に身につけることができると考えております。

お問い合わせ先

本部総務人事班:095-801-0293
E-mail:honbu@nagasaki-hosp-agency.or.jp