VIVANTナース

Vol.7(壱岐)

WORK

その人らしさを支える看護

退院前訪問(家屋調査)の様子 院内外の医療福祉関係者が患者宅に集まり、社会的サービスの提供について検討中

長崎県壱岐病院患者支援センター(退院支援)所属の看護師:佐藤です。 看護師人生43年の私が看護師になって良かったと感じる瞬間は、患者さんが「有難う」と笑顔で退院される時です。

平成21年退院調整看護師育成セミナーに参加して、病院で治療を終え在宅に帰られる患者に対して退院支援・調整の必要性を学びました。 患者さんには一人一人に人生があり、生活がある。退院時には、その人らしく住み慣れた環境で活き活きと暮らして欲しい と願いながら退院調整をしています。

退院前の訪問時、自宅で見せられる患者さんの笑顔、病院では寝てばかりいる患者さんがスタスタ歩かれる姿を見たとき、病院と在宅をつなぐこの仕事だからこそ見られるこの景色に私は生きがいを感じています。

壱岐病院患者支援センター(退院支援)
佐藤さん

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LIFE

離島で魚釣り

壱岐病院に勤務して5年目、2年前から手術室に勤務している平田和輝です。 昨年結婚し第一子が産まれて、育児休暇も取得することができ、仕事とプライベートともに充実した日々を過ごすことができています。

私は飽き性なのですが、社会人になってから1つ続いている趣味があります。離島ということもあり魚介が美味しいと言われる環境で、竿1本あればいつでも釣りに行ける状況なので仕事終わりや休日に海に行く。釣れたら最高ですが、釣れなくても海を眺めているだけで疲れも無くなっている気がします。

私自身は魚が苦手で食べられませんが、釣りの間に子供のお世話してくれる奥さんのために頑張って大物を釣りあげたいと思います。みなさんも自然に癒されつつ美味しいお魚ゲットしてみませんか?

壱岐病院 平田さん

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Vol.6(五島)

WORK

アイランドナースとして

長崎県五島中央病院の内科病棟に勤務している篠田友吉です。

私は約5年前に長崎大学病院からアイランドナース・ネットワーク事業の“アイランドナース”として当院で働き、本来ならば1年間で大学病院へ戻る予定でした。・・・が、五島という島の人たちの温かさ、五島病院の看護師をはじめスタッフの温かみにも触れました。

そして大学病院とは異なり、内科病棟という大きなくくりで多種多様な疾患を持つ患者さんの看護を行い、難しさを感じることもありましたが、様々な場面で対応でき、看護師として成長できる場であることを実感し五島病院に残る(改めて就職)ことを決心しました。五島に来て早5年、素敵な妻(当院看護師)と出会い、今では2児のパパとなりました。

五島は自然豊かで、釣りやキャンプなどを楽しむことができ、朝ドラ(「舞いあがれ」)やドラマ(「ばらかもん」)の舞台となりました。仕事だけではなくプライベートも楽しむことができる島で、充実した日々を過ごしています。

アイランドナース・ネットワーク事業って?

五島中央病院 篠田さん

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LIFE

「我が身を抓って人の痛みを知れ」

長崎県五島中央病院の手術室で看護師長として勤務している出口豊幸と申します。

私の人生において切り離せないものは小学校一年生から続けている剣道です。現在では少年剣士の指導者となり20年を超えました。剣道五段まで段位を上げ、剣道六段取得を目標としています。“我が身を抓って人の痛みを知れ”剣道と看護師という職業は、相手を慮るというところが共通していると思っています。

縁があって五島中央病院で就職することが出来たこと、看護師資格取得のために全力で応援し励まし合ってくれた両親や友人、五島中央病院の職場関係者に出会えたことに感謝しなければなりません。“感恩報謝”たくさんの人の支えがあって今の自分があるということ。そのことを忘れず、後から来る未来の若者に伝えていきたいです。

五島中央病院 出口さん

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