VIVANTナース
Vol.17(上対馬病院)
WORK
地域に密着した看護
福岡で働いていましたが、30歳で地元(上対馬)に帰りました。当時、島の事情等何も知らず、先輩看護師の仕事ぶりに衝撃を受けました。地域に密着した看護を目指したいものの、得意分野のない私は、自分に何が出来るのかと、葛藤の日々でした。20年前は、島内で誰も受講していなかった“一次救命処置”の研修を受講し、さらに諸先生方のご指導を受け指導者の資格を取得しました。
院内で委員会を設置し、チームでの活動を稼動させ、病院全体で連携や協力を得ながら、看護職員や地域の方々への救命処置の普及に取り組んでいます。
これまでの取り組みは、管理者として、教育や指導に共通する面も多くとても役立っています。「継続は力なり」を信じ、地域や病院、患者さんの役に立ちたいと日々奮闘し、充実した毎日を過ごしています。
上対馬病院
武末さん
LIFE
仕事や家庭とのバランスを取りながら走り続ける毎日
福岡で3年間働き、地元(上対馬)の病院へ戻って35年が経ちました。今回で第28回の国境マラソンIN対馬が開催され、高校時代陸上部だった私は、再び走る事へ刺激を受けランナーとして参加。これまでは、仲間と仮装したり親子で走ったり、走れない年は救護ボランティアで参加してきました。今年は2ヶ月練習し、完走できました。
マラソンで出会った女性ランナーは、「60歳から走り始めた」と言われ、大きな刺激を受けた私も、60歳過ぎても走りたいと思うようになりました。「60歳過ぎても市民マラソンに参加している自分」を目標に、仕事や家庭とのバランスを取りながらランニングできる日々を目指しています。まずは、12月の市民マラソンの完走が目標です。
上対馬病院
永野さん
Vol.16(対馬病院)
WORK
専門職として島の新しい生命を見守る
新人助産師として、対馬に帰ってきて34年経ちます。
今までに取り上げた赤ちゃんの数は1,500人以上。昨年度から管理職となり現場を離れていますが、出産の経験も話せるような年となり、「パパママ教室」を通して妊婦さんと関わりを持っています。
近年、出産数は年々減少していますが、『貴重児』として、一人ひとり満足いく出産になるようにしたいと思っています。
嬉しいばかりではなく、時には涙する場面もあるかもしれませんが、これからも島の出産を見届ける気持ちで、少しでも関わっていきたいです。
対馬病院
桐谷さん
LIFE
仕事と趣味の両立。近い韓国との交流も
対馬で看護師を続けて34年が経ちます。
運動音痴でインドア派、休みの日は家に籠って家事や庭作業、縫物などするタイプです。10年以上前に、たまたま市の広報誌に載っていた“油絵の会”という無料教室に参加しました。その後、皆で作品展を開いたり、韓国との交流展に出品して一緒に韓国にも行きました。今は、自己流で描いています。
油絵の良い点は、何度も上塗りができるところですが、何故か、忙しい時ほど描きたくなるのが困ったものです。ここ数年は仕事を言い訳にして描いていないのですが、久しぶりに昔の絵を修正して、11月に市の交流センターに展示予定です。良かったら対馬まで観に来てください。
対馬病院
福島さん
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